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illu2139.gif●結婚関係

・結納(婚約のしるしとして品物を取り交わす風習です。)

    結納は地域によってしきたりが違うので、両家で確認しあう必要があります。まず、仲人が両家を行き来する正式な
     ものと、一同が会して行う略式とどちらで行うかを決めます。
    東日本では「関東式」、西日本は「関西式」となり、結納品の品数も違ってきます。両家で違う場合は、話し合って
     どちらかに合わせます。結納金に関しても、結納返しをしないところや「一割返し」「半返し」など様々です。
    結納を行う場所は、正式であれば両家の自宅になりますが、略式ではホテルや料亭などの個室に当人、双方の親、
   仲人夫妻が集まって行います。結納品はあらかじめデパートなどで購入しておきます。

  仲人の依頼
    
結納の準備は仲人を依頼することから始まります。結納のみをする下仲人と、結婚式の媒酌人も務める本仲人があり
    ます。また、仲人なしの結納をして、結婚式の媒酌人のみをお願いする場合もあります。依頼する時はあらかじめその
      意向を伝えておいてから、お宅に伺って正式にお願いします。その際には菓子折など手土産を持参します。

  仲人の人選は重要!
     
結納を取り仕切るのが「仲人」、披露宴の介添え役が「媒酌人」です。何をお願いするのか、依頼するときにはっき
      りと伝えましょう。
        人選のポイント
      ・過去に仲人の経験がある
      ・気軽に相談に乗ってもらえる
      ・家庭が円満
      ・社会的に信頼されている
      ・時間的にゆとりがある

  結納式の費用の分担
   
 祝膳、仲人のお礼などにかかった費用は、正式、略式とも両家で折半するのが一般的です。式場や料亭などで行った
    場合、部屋代、食事代、係りの人への心づけなども折半することが多いようです。

  ★ミニ情報
    略式結納を行う場所としては、最近はホテルや料亭の個室が一般的です。ホテルのパックプランは6名で12〜18
     万円程度です。料亭では一人1万円から、料理によって値段が変わってきます。個室料はかかるところとかからないと
   ころとあります。どちらも結納品は持ち込みです。ホテルにはデパートが出張してきているところもあり、そこで頼め
   ば持ち込みの手間が省けて便利です

  正式な結納
    
仲人が結納品などを持って、両家を行き来します。その際の車を手配するか、お車代を用意します。車を手配したと
    きには、運転手へも心付けと酒肴料を渡します。

  略式結納
    仲人、両家とも負担の大きい正式な結納よりも、略式ですませる人が多くなっています。当日は、仲人が進行役を務
   めます。仲人を立てていない場合は、新郎の父親か新郎が務めます。

  用意するもの
     1、結納品
       結納品店やデパートで購入できます。地域によって、品数などに違いがあります。
     2、結納金
   
     3、目録、受書
       結納品とセットで市販されています。一行目が空欄になっていて、男性なら「一 御帯料壱封」、女性なら
     「一 御袴料壱封」と書き込みます。
     4、家族書、親族書
       家族書は同居の家族のみ、親族書は三親等まで記載するのが一般的です。両家で書式を統一させます。話し合
      いによって交わさなくてもかまいません。

  結納金・結納金返し
     
結納金   50〜100万円    月給の3倍程度
    結納返し  10万〜30万円程度   半返し(結納金の半額)・一割返し(お返しなし)
   ・半返し
     関東に多いのが半額程度を返す半返し。その分を見込んだ金額にします。
   ・お返しなし
     関西に多いのがお返しをしないものです。その分結納金の額も低め(月給の1〜2倍)になります。


・婚約(結納の簡略化にともない、指輪交換の婚約の形が増えています。結納品として指輪を添えることもあります。)

  贈る側
    
婚約の印として男性から女性に贈られる「エンゲージリング」。そのほとんどはダイヤモンドの指輪です。誕生石の
    指輪を贈ってもいいでしょう。かつては月給の3ヶ月分が目安といわれていましたが、値段に関係なく気に入ったもの
   を選ぶとよいでしょう。既製品で30〜40万円、オーダーで60〜70万円ほどのものが人気です。

  お返し側
    婚約指輪のお返しとして女性から贈られるのが婚約記念品です。腕時計やスーツ、礼服などが一般的です。しかし、
   記念品を贈っている例は指輪を贈られた人のおよそ3割ほどで、金額も指輪の3分の1程度が多くなっています。

  ★ミニ情報
    
誕生石一覧

 1月

ガーネット

貞節、忠実、友愛

2月

 アメジスト

誠実、純真、平和

3月

アクアマリン、サンゴ

聡明、沈着、知恵

4月

 ダイヤモンド

 純潔、清浄、貞潔

5月

 エメラルド

愛、幸福

6月

パール

富、健康、長寿

7月

ルビー

 情熱、自由、率直

8月

サードニックス、ぺりドット

友愛、夫婦和合

9月

サファイヤ

 心理、慈愛

10月

オパール

 忍耐、克己、希望

11月

トパーズ

友情、友愛、忠誠

12月

トルコ石

成功、不屈



・結婚式(神前式、教会で行うキリスト教式が一般的ですが、ホテルのチャペルで行う式や人前式も増えてきています)

  神前式
    
基本的に当人と家族、そして仲人(媒酌人)だけが参列します。斎主(神官)が式を執り行います。最近は神前式でも
   指輪の交換があるのが一般的です。別室で親族紹介をすることもあります。かつては最も一般的でしたが、最近は少なく
   なりつつあります。

  キリスト教式
    
関係者だけでなく、通りがかりの人など誰でも参列できるのが特徴です。友人も大勢呼べるので人気です。もし信者で
    なければ、当日までに何度か教会に通って教義を理解するための講座を受けます。最近では、通信講座での受講も可能
    なところもあります。

  チャペル
    
ホテルなどのチャペルで行う式は、披露宴とセットで申し込むようになっています。牧師が執り行い、賛美歌を歌う
    などキリスト教式で進められますが、教会とは違うので、講座を受講する必要はありません。費用は披露宴などと一緒
       に支払います。

  人前式
    近ごろ流行なのが、宗教に関係なく、集まってくれた人たちが証人となる人前式です。決まった形はありませんが、
   披露宴の前やその中で行われることが一般的です。この場合は、披露宴の司会者か当人が進行します。二人が列席者の
   前で宣誓して、結婚証明書などに署名する形が多いようです。


・披露宴(様々なスタイルの披露宴が増えてきていますが、重責を担う媒酌人に対してはきちんとした形で御礼をします)

  媒酌人を依頼
    まずはお願いする意向を伝えて、後に二人でお宅に伺って正式に依頼します。お礼は当日の車を手配しない場合は
   お車代を、お祝い金をいただいている場合はその分を上乗せします。

  媒酌人へのお礼
    
お礼   10万〜20万円  お祝い金をいただいてる場合は、その分上乗せする。
    お車代   2万円程度     手配した場合は実費
    新婚旅行のお土産  3,000〜5,000円程度   お礼の他にお土産を買ってくる

  ★ミニ情報
    
媒酌人選びはなかなか難しく、ふさわしい方が見つからない場合も多いでしょう。最近ではかつてのように形式にと
    らわれないことも多くなっています。媒酌人を立てない披露宴でもいいでしょう。


・結婚祝(お祝い金を贈る)

    結婚祝は本来、祝いの品を式の前に送るものですが、最近は披露宴に出席する人はその際にお祝い金を持参するのが
   一般的になっています。お祝い金には新札を用意し、祝儀袋に入れて持参します。金額は3、5、7万円などの「割り切れ
    ない」奇数がよいとされていますが、実際には偶数の2蔓延や10万円ということも多いようです。また、ごく近しい関係
   の場合、お祝い金とお祝いの品物の両方を贈ることもあります。
    披露宴に出席しないときは、お祝い品を贈る場合とお祝い金を贈る場合があります。

  ★ミニ情報
    
お祝い金の額は「割り切れる数=別れる」となることから偶数を避ける習わしがあります。最近はあまり気にしない人
   も増え、2はペアをイメージさせるという考え方もあり、2万円というケースもよく見られます。ただし、4(死)や
   9(苦)などは避けるのが最低の礼儀です。

  披露宴に出席する場合
    披露宴に招待されている場合は、当日にお祝い金を持参することがほとんどです。祝儀袋はふくさに包んで持参し、
   お祝いの言葉を述べてから、受付でふくさから出して正面を先方に向けて渡します。

  披露宴に出席しない場合
    欠席する場合はなるべく早くそのことを伝えるようにしましょう。披露宴に招待されたら、出席する、しないに関係なく
   結婚祝を贈ります。ただしその場合は出席する時の3分の1から2分の1程度を目安にします。当日は祝電などで祝意を
   伝えるといいでしょう。

  ★ミニ情報
   お祝い金の目安

披露宴に出席する場合

披露宴に出席しない場合

 勤務先の上司

3万〜5万円

1万円程度

 勤務先の同僚

2万〜3万円

 3,000〜1万円

 勤務先の部下

2万〜3万円

 5,000〜1万円

兄弟・姉妹

3万〜10万円

1万〜5万円

 甥・姪

 5万〜10万円

 1万円程度

いとこ

 3万〜5万円

 1万〜3万円

その他の親類

3万〜10万円

1万円程度

 友人・知人

2万〜3万円

5,000〜1万円

 隣・近所

2万〜3万円

5,000〜1万円

 

  お返し
   披露宴に出席した人には
    
本来、引き出物は披露宴のお土産でした。そのため、頂いたお祝い金の額に関係なく、同じ引き出物を渡します。最近
    は結婚祝のお返しの意味合いを持つようになりました。引き出物は、品物のほかに引き菓子や折り詰めを合わせる地域も
    あります。

   人気の引き出物
    
最近の引き出物の傾向としては、カタログギフトが人気です。最大の魅力は、贈られた側が好きなものを選べるという
    ことです。また、荷物にならないという点も好まれる理由です。デパートなどでは金額ごとに用意されています。
     輸入洋食器も根強い人気があります。大皿やペア物など、自分ではなかなか買わないような品を選ぶと喜ばれます。

   引き出物の金額の目安
    
引き出物    3,000〜5,000円程度
       引き菓子        500〜1,500円

  ★ミニ情報
   
夫婦で出席をした人には
    基本的に夫婦での出席者にも引き出物はひとつです。ただし、引き出物の内容を少し高額にするなどの気遣いをした方が
   いいでしょう。仲人夫妻にはそれぞれ個別に用意したり、同じ品でも色違いにします。

   披露宴に出席していない人には
    
披露宴に招待していない人からお祝いを頂いた場合は、お返し(内祝)をします。訪問して直接手渡しするのが正式で
    すが、最近はデパートなどからの宅送も多くなっています。その際にはお礼の添え状をつけるようにしましょう。品物を
    頼むときに持参すれば、一緒に贈ってもらえます。

   お返しの金額の目安
    
目上または同輩    お祝い金の半額
          目下       お祝い金と同額または倍額


 
・結婚祝(品物を贈る)

    お祝いの品を贈る際に気を付けることは、センスの合わない物を贈ったり、他とダブってしまわないようにすることです
   よく行われるのが、予算を伝えて、ほしいものをリクエストしてもらう方法です。これなら、贈る方も贈られる方も無駄に
   悩む必要がありません。

   喜ばれる贈り物
    ・  
家電製品
      ・ 食器・ペア物
     ・  衣類(エプロン、タオル、ハンカチなどのセット)

   お返し
    
お返しは基本的にお祝い金をいただいたときと同じです。金額としては、いただいたものの半額程度のものをお返ししま
   す。気をつける点は、お返しの品がいただいたものと同じようなものにならないようにすることです。誰から何をもらった
   かをきちんと整理しておくようにしましょう。


・お礼と心付け

  
 結婚式・披露宴でお手伝いしてくれた方々には、お礼や心付けを渡します。区別はありませんが、通常、金額の大きいも
   のを「お礼」、小さいものを「心付け」と呼びます。1万円以上のお礼には祝儀袋を使い、それ以下の額の心付けにはポチ
   袋を使うのが一般的です。お礼・心付けには新札を用意します。心付けは急に必要になる場合があるので、袋と新札は多め
   に用意しておきます。渡すのは本人が理想的ですが、当日は緊張もしますし、何かといそがしいので、親や兄弟姉妹にお願
   いして渡してもらってもかまいません。

   司会 新郎または親が渡す
    ギャラが支払われている場合   5,000〜1万円
    友人などに頼んだ場合      1万〜3万円
    司会は各係りの中でも最も大変な役割です。事前の打ち合わせなどもあるので、相応のお礼が必要です。
    式場付の司会者に依頼する場合は、式場側からギャラが支払われているので、こちらからは心付けを渡します。当日あい
   さつするときに、あわせて渡します。
    友人などこちらで司会者を頼む場合は、ご祝儀と同額から半額程度を目安にしてお礼を渡します。さらに後日、新居に招
   待してもてなすなどの心遣いをするとよいでしょう。

   受付 新郎新婦どちらかまたは親が渡す
     5,000〜1万円
    受付は新郎側から1〜2名、新婦側から1〜2名お願いするのが基本です。めいめいに祝儀袋を用意して渡します。
    一人ずつお願いした場合は1万円程度、二人ずつお願いした場合は5,000円程度を目安に渡します。ごく親しい間柄
   なら後日食事に招待するなどのお礼でもいいでしょう。

   写真・ビデオ 新郎または親が渡す
    ギャラが支払われている場合   5,000〜1万円
    友人、親戚に頼んだ場合     1万〜3万円
    写真やビデオ系は、プロに頼むか友人、親戚に頼むかでお礼の額も大きく変わります。
    式場やホテルのウェディングプランでプロに頼む場合など、きちんとギャラが支払われている場合は心付けでいい
   でしょう。友人、親戚に頼む場合はお礼を渡します。

   宴会係・介添人・演奏者など 新郎または親が渡す
     3,000〜5,000円
    介添人や演奏者にはそれぞれ心付けを渡します。宴会係など複数名いる場合は代表者(世話役など)にまとめて渡すよう
   にしましょう。事前に人数がわからないことが多いので、額は人数分ということではなく、やや多めに渡せばいいでしょう

   メイク・ヘアメイク・着付け 新婦または親が渡す
     3,000〜1万円
    メイク・ヘアメイクへの心付けは、メイクにかかる前に新婦から渡すのがよいでしょう。複数名いる場合はそれぞれに渡
   します。5,000円程度が相場ですが、お色直しの回数が多い場合は、少し高めにします。

   運転手 新郎からまたは親から渡す
     5,000〜1万円
    式場から披露宴会場への移動にハイヤーを手配した場合はその運転手に心付けを渡します。

   ★ミニ情報
    幸せのおすそ分け
     お礼や心付けは、幸せのおすそ分けの意味もあります。結婚費用の一部と捉えて、金額で迷ったら多めの額を選択しま
    しょう。気前よく渡して、気持ちよくお手伝いしてもらうようにするのが得策です。お金は新札で、祝儀袋やポチ袋に入
    れて用意しておきます。足りなくなって困ったりしないように、事前に何人分必要か確認しておくといいでしょう。

    渡すタイミング
     それぞれお世話になる前に渡すようにしましょう。司会や着付け係りなど、「よろしくお願いします」と挨拶しつつ
    渡します。


・出席者への心遣い

     披露宴に出席する方は招待客なので、十分な心遣いが必要です。心遣いというのは「これでいい」という基準はありま
    せん。招く側としての誠意を形にして表すことが肝心です。

   遠方からの出席者
     遠方からの出席者へは、招く側が交通費を負担します。出席者にどのような交通手段で来るのかを聞いて算出します。
     飛行機や電車で来る場合は、チケットをこちらで手配するか、お車代として渡します。割引チケットなどの額ではなく
    世紀の金額で計算しましょう。交通費+αで切のいい額にして渡します。
     車で来る場合は、高速代+ガソリン代の1.5倍程度で切のいい額を渡します。
     相手が迷わないように、事前に交通費をこちらで負担する旨を伝えましょう。電話で伝えるか、招待状に「交通費は当
    方で負担いたしますので、ぜひとも御出席ください」などと書き添えるといいでしょう。
     また、宿泊の手配をするのも基本です。自宅や親戚の方の家に泊まっていただいたり、ホテルなどの宿を予約します。

   高齢者
    高齢者の出席者の場合は、電車やバスを乗り継いで会場まで来ていただくのは大変です。こちらで車を手配するか、お車
   代をお渡しすることを伝えてタクシーなどで来てもらうようにします。

   車での来場者
    車で来場する予定の出席者には、会場かその周辺の駐車場を確保して、案内を出しておきましょう。さらに、駐車場代を
   お渡しするととても感謝されるでしょう。


・祝電

    披露宴に出席しない場合などには祝電を送りましょう。特に、招待されていながら欠席する場合は、ぜひとも送りたいも
   のです。またお祝いを贈るほどのお付き合いでない方にも、祝電なら気軽に送ることができるでしょう。電話やインターネ
   ットから電報を頼むことが出来ます。
    特にお返しをする必要はなく、お礼状を書けばいいでしょう。あるいは「結婚通知はがき」を贈るというのでもいいで
   しょう。